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2008.03.19 (Wed)

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り (新潮文庫)オーデュボンの祈り (新潮文庫)
(2003/11)
伊坂 幸太郎

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本を読むのがとても遅いので多読家ではないのですが、ここのところ本をよく読んでいます。

週に1冊ぐらいのペースかな。

最近のお気に入りは伊坂幸太郎ですが、売れっ子作家だということはこの前知りました^^;



で、この『オーデュボンの祈り』。

一応ジャンル的にはミステリー?なんでしょうが、何というか切迫感、恐怖感みたいなものはあまりありません。

かといってダラダラと冗長な感じでもないし、ほのぼのとした空気感、伏線張りまくりなストーリーがまさに僕向き^^



主人公伊藤(笑)はコンビニ強盗に失敗し、目が覚めると百年以上もの間、外界との交流を絶った見知らぬ島に。

そこには、未来が見える喋る案山子(かかし)や、反対のことしか言わない画家、殺しを許された男など非現実的な世界が広がっていました。

物語のテーマは、「この島には『欠けているもの』がある」という言い伝えがあり、それは外の者がもってくるということ。

島外の者、伊藤が現れ、喋る案山子が何者かに殺されることによって物語が展開していきます。



非現実的なんだけど世界観が受け入れやすくて心地よいので、読み終わったあとももう少しその世界観に浸っていたかったなぁ。

件の「欠けているもの」は意外性はないけど、でも絶対に必要なもの(少なくとも僕にとっては)でした。

なるほどね。

デビュー作らしいですが、上質なエンタテイメント小説だと思います。

オススメ^^



翻って受験生の皆さん、お疲れ様でした。

この小説の中で、案山子は「未来を知ってしまうとつまらないでしょう?」と、未来のことについて喋ろうとしません。

未来にはいろんな可能性があって、少しのことで全然違う未来になるということを案山子は示唆しています。(カオス理論ですね)

志望校に合格出来た子も、残念ながらそうでない子も、これで将来が決まったわけではありません。

当たり前だけど。

自分次第でどうにでも変えることができるということですよ。



入学までの間、まとまった時間があると思うので、たまには本を読んでみるのもいいかもね^^
15:53  |   |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2006.05.25 (Thu)

海馬

海馬―脳は疲れない
池谷 裕二 糸井 重里 / 新潮社
スコア選択: ★★★★★


新進気鋭の脳科学者・池谷裕二さん(僕より若い!!)とコピーライター・糸井重里さんの対談形式で書かれています。



脳についての興味深い話しが、本当にここには書ききれないほどたくさん紹介されているのですが、試験の時期になりよく耳にすることがあるのでそれについて少し。



「やる気が出ない」



もー何回耳にしたことか。

以下、受け売りです^^;

この本によると「やる気」を生み出すのは脳の側坐核というところで、ここの神経細胞が活動することでやる気が出るそう。

ところがこの側坐核はやっかいなことになかなか活動してくれないらしく、「刺激が与えられるとさらに活動してくれる」ということらしいです。

つまり、やる気が無い場合でもやり始めるしかない!!

だから、やり始める前にやる気がないのは側坐核が活動していないから当然の事で、作業しているうちに脳が興奮して(「作業興奮」と呼ぶらしい)作業に見合ったモードに変わっていくということ。

掃除にしても、始める前は面倒なのに一旦始めるとはまってしまう、というのと同じだそうです。



ってことは、勉強も始めないとやる気が出ないんですよ。

ちなみに、風邪薬や鼻炎の薬、下痢止めの薬は側坐核の活動を抑える作用があるので、試験当日や今日は勝負の日というときには飲まない方が無難だそうです。



この本は4年前に書かれているので日進月歩のこの分野、4年の間に新たなことが発見されたりということもあると思いますが、今でも十分に楽しめます。

僕は科学信奉者なので、細木何とかさんより池谷さんの言葉の方にコロッときてしまいます^^

ある意味、自己啓発の本に近いかもしれません(笑)
23:06  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2006.03.17 (Fri)

はじめてわかる国語

はじめてわかる国語
清水 義範 / 講談社
スコア選択: ★★★★

小学校〜中学校の教科を題材にした面白エッセイのシリーズ第六弾。

著者は教育学部国語科の出身、国語の教免も持っているということで、これまでの理科、社会、算数と比べるとなかなか読み応えがありました。



で、常連さんは既にお気づきかと思いますが、僕は国語が苦手な子でした^^;

どのくらい苦手だったかというと、共通1次試験(現センター試験)の小説50点を丸々落としてしまうぐらい。。

本番ですよ、本番。

しかもマークシート・・・^^;



著者も本の中で触れていますが、国語という教科はもやもやしたつかみ所のない教科で、試験勉強といっても漢字と文法をチェックするぐらい。

試験のときもなんとなく勘で解いて、何故正解なのか、何故間違っているのかがよくわからない。

実は国語にも算数と同じような問題を解くルールというのがあって、それを感覚的に見抜いているものだけが高得点をとることができる、そんな教科だと思っていました^^;

だから、「このときの主人公の気持ちは??」などと問われても、「そんなもの、作者にでも聞いてみないとわからないよ!!」と本気で思っていました(笑)

国語が苦手な子はこのパターンが多いんじゃないかなぁ^^



著者は教科としての『国語』の問題点をいくつか挙げていますが、僕にとってはこれが実に的を射たもので、もやもやしていた部分がいくらか晴れたような気がします。

●道徳教育になりがちである。

●文学的感性の教育になりがちである。

●子供に、大人好みの感じのいい子のふりを強要しがちである。

●国語は非常に感覚的な科目で、論理性や合理性はなく、考えても無意味だと感じさせてしまう。

「そーだ、そーだ、責任者でてこーい」と、国語がてんでダメだった身としては拳をあげてコールしたくなりました。

僕が国語ができなかった理由はこれかと(笑)



えー、ちなみにこの本を読んでも国語ができるようにはなりません(笑)

『国語』という教科がどんなものかがちょっとだけわかります。

読み物としては非常に面白いので興味のある方は是非どうぞ^^

あ、あとの教科の本も雑学本みたいで面白いですよ〜^^




今日の音ログ♪
23:38  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2005.07.23 (Sat)

すべてがFになる

すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER
森 博嗣 / 講談社
スコア選択: ★★★★

授業後、第1期卒業生で現大学1年生のA君が遊びに来ました。

直接授業は担当してなかったけどソファでよく自習していたのでよく話したりしてました。

で、その彼が僕が薦めたミステリー小説、森博嗣の『すべてがFになる』を読んでいたく気に入ったらしい。

森博嗣は確か現役の名古屋大学(?)工学部の教授でしかも物書き。

理系小説(というジャンルがあるかどうかは定かではありませんが)の第一人者です。

僕も数年前みていた生徒に「先生、理系だからきっと気に入ると思うよ」と薦められて読みました。

でこの『F』というのがキーワードとなるんですが、読み終わってこの『F』の謎が解け、「なるほどね〜」っていう感じですっきりしました。

確かに理系の方がわかりやすいかな^^

でも普通にミステリー小説として読んでも面白いので、読書感想文コンクールで何を読むか迷っている人は読んでみてもいいかも。

確か漫画以外だったらどんなジャンルでもよかったから、ミステリー小説でもOKのはず^^
23:02  |   |  TB(1)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2005.06.05 (Sun)

へんないきもの

へんないきもの
早川 いくを / バジリコ
スコア選択: ★★★★★




僕はトイレで本を読むのが好きです^^;


で今トイレに置いてあるのがこの「へんないきもの」。

理科の授業のネタにでもと思って買ったのですが、これが面白い!


『摂氏150度の高熱にも絶対0度(−273度)にも、真空にも、乾燥にも、6000気圧もの高圧や放射線にさえ耐えることができる』クマムシや、

『「仁義なき戦い・広島死闘編」のような毎日』をくりひろげるかわゆいプレーリードッグや、

女王アリの存在が全てで、女王アリを守るために『頭が(悪臭を放つ粘液の)噴射機そのものと化してしまった』化学兵アリや、

意味不明の4つのこぶを持つヨツコブツノゼミ(昔「クマのプー太郎」という漫画で「何の変哲もないヨツコブツノゼミ」というネタがありましたが、そのときは架空の生物だと思っていました^^;)など、

約70種類の奇天烈ないきものが紹介されてます。

それぞれの「へんないきもの」の説明はややアダルト向け(笑)ですが、こういう切り口で生物に興味を持つのもまた良しかと^^
23:30  |   |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2005.05.02 (Mon)

三国志

今日は個別で見ている中学生が帰省で休んだため、高1の数学の授業のみ。その中でふとしたことから三国志の話題になった。

(以下三国志ファンの方だけお読みください^^;)

「趙雲いいよね~」

「やっぱ関羽よ」

「いやいや黄忠も捨てがたい」

全部、蜀(笑)。
横山「三国志」は高校生の間でも影響力絶大です。

さて、SORAのスタッフを三国志の人物に当てはめると誰になるのか。

S山先生・・・人の和を重んじる劉備。人望が厚い。

I藤先生・・・武芸が達者で知性も併せ持つ関羽。義を重んじる。

A川先生・・・なんとなく馬超。馬に乗って駆けずり回っているイメージ。

で僕は誰だろう。間違いなく武官ではないなあ。
よく分からないです^^;

個人的には徐庶、魯粛、陳宮あたりが好きです(笑)ビミョー
23:50  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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